お金と上手に付き合っていきたい……そう願う人の前に突如現れる『まるわかり研究室』にようこそ! 突然ですが、みなさんはどれくらい貯金していますか? 心の中でこっそり「〇〇万円くらいかな……」と思い浮かべた方もいるかと思いますが、はたして今の貯金額が十分なのか足りていないのか、気になりませんか? そこで今回は、なかなか他人に聞けない「貯金」の話を世論調査からみてみることに。物知りで白衣がトレードマークのシュナウザー犬・シュナ室長と一緒に、クイズで学んでいきましょう!
解けるかな!? 問題にチャレンジ!
レベル★★★★☆
【シュナ室長からのヒント】
答え
正解は…Bの「1:121万円、2:601万円、3:889万円」!
世帯主の年代別貯金額 ●単身世帯 |
●2人以上世帯 | |||
---|---|---|---|---|
年代 | 貯金額(平均値) | 年代 | 貯金額(平均値) | |
20代 | 121万円 | 20代 | 249万円 | |
30代 | 594万円 | 30代 | 601万円 | |
40代 | 559万円 | 40代 | 889万円 | |
50代 | 1,391万円 | 50代 | 1,147万円 | |
60代 | 1,468万円 | 60代 | 2,026万円 |
上記のように、単身世帯、2人以上世帯とも、基本的には年代があがるほど貯金額が多くなる傾向にあります。また単身世帯と比較して、共働きをしている世帯が含まれる2人以上世帯では、収入源が複数となる分貯金に回せる割合が増えるのか、貯金額も多くなっています。家庭をもち家族が増えることで、将来を見据えて貯金をする意識も高まるのかもしれません。
みなさんの貯金額は世論調査と比べていかがだったでしょうか? 現状では自分の貯金額の方が上回っていたという方でも、人生には様々大きなイベントがあり、それぞれのタイミングで大きな費用が必要になってくるものです。
例えば20、30代では結婚や住宅購入、出産があげられます。40代になりお子さんがいる世帯では、教育費や習い事の費用が増えてきます。50代になると親の介護資金や自分の老後資金が気になりはじめ、60代になると定年退職を迎えセカンドライフを楽しむための資金や、自分自身の介護資金を用意しておく必要があります。
「人生100年時代」と言われる中、来たるべきライフイベントを見据えた資産形成をしておくことが将来の安心にもつながります。今から少しずつでも備えたいですね。
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それでは次回の【まるわかり研究室】の開講をお楽しみにー!
監修:株式会社FPフローリスト 小俣彩氏