お金と上手に付き合っていきたい……そう願う人の前に突如現れる『まるわかり研究室』にようこそ! 突然ですが、毎月の給料日って待ち遠しいですよね。しかし給与明細を見て、額面と手取りの差に「なんで?」と疑問を持ったことはありませんか? 今回はあなたの給与から引かれている「税金」について、物知りで白衣がトレードマークのシュナウザー犬・シュナ室長とクイズで学んでみましょう!
解けるかな!? 問題にチャレンジ!
レベル★★★☆☆
【シュナ室長からのヒント】
答え
正解は…Aの「約26万円」!
会社からもらう給与には「所得税」や「住民税」がかかっていることはすでにお分かりだと思いますが、会社はこれらの税金や社会保険料を差し引いて、国や地方公共団体に納めています。つまり、会社から受け取る給料の額(いわゆる「手取り」)は、もともとの給与の中から税金や社会保険料が差し引かれているのです。
年収400万円の場合、所得税が約9万円、住民税が約17万円かかり、年間で約26万円が引かれています。
控除名 | 控除名 | |||
---|---|---|---|---|
人 |
基礎控除 | 物 的 控 除 |
生命保険料控除 | |
扶養控除 | 地震保険料控除 | |||
配偶者控除 | 社会保険料控除 | |||
配偶者特別控除 | 小規摸企業共済等掛金控除 | |||
障害者控除 | ||||
勤労学生控除 | ||||
ひとり親控除 | ||||
寡婦控除 |
例えば、iDeCo(確定拠出型年金)は小規摸企業共済等掛金控除の対象となり、掛金の全額が所得税控除の対象になります。 また、ふるさと納税でも所得税の還付・住民税の控除が受けられますよ。
▼iDeCo・ふるさと納税についてくわしくはこちらの記事をご覧ください。
iDeCoに加入すればどれくらい節税できる? 職種・収入・掛金による違いを解説!
ふるさと納税はやらないと損!? 愛好家オススメの方法
ポイントは「控除制度で課税所得金額を少なく」です。利用できる制度を使って賢く節税したいですね。
それでは次回の【まるわかり研究室】の開講をお楽しみにー!
▼第5回目のクイズはこちらをご覧ください。
Q. 年代別・世帯別の貯金額の正しい組み合わせはわかる?【シュナ室長のまるわかり研究室#05】
監修:株式会社FPフローリスト 小俣彩氏