時にお金に悩みながらも、お金と上手に付き合っていきたい……そう願う人の前に突如現れる『まるわかり研究室』にようこそ! 物知りで白衣がトレードマークのシュナウザー犬・シュナ室長と一緒にクイズでお金のイロハを学んでいきましょう!
解けるかな!? 問題にチャレンジ!
レベル★★☆☆☆
【シュナ室長からのヒント】
答え
正解は……Cの「全部」!
教育ローンと奨学金は似ているところもあるため、迷った方もいるかもしれません。奨学金を利用するためには、学生の成績や保護者の収入条件(上限)などが関係し、学生本人が申し込むもので、貸与利率は低め。
一方教育ローンは、保護者が申し込むもので、借りるタイミングや手続き方法の自由度が高く、奨学金よりは金利が高いのが特徴。カードローン型の教育ローンなら急にお金が必要になったタイミングで利用できるなど、小回りも利くので、お守りとして持っておくのもオススメですよ。
項目 | 銀行の教育ローン | 奨学金 |
---|---|---|
申込人 (借り入れする人) |
学生の保護者 | 学生本人 |
申込方法 | 直接金融機関に申し込む | 学校を通じて申し込む |
申込期間 | いつでもOK ※ただしすでに払い込み済みの教育費については制限あり |
決められた期間内 ※予約採用と在学採用がある |
借入形態/ 支給方法 |
・一括借入タイプ(証書貸付型): 一括で振り込まれる ・カードローンタイプ(当座貸越型): お金が必要になったタイミングでカードにて払い出して利用 |
学生本人の口座に毎月一定額振り込まれる |
支給開始時期 | 入学前から利用可能 | 入学後から利用可能 |
返済開始時期 | 基本的に借りた翌月、もしくは翌々月から (在学中は利息の返済のみで、卒業後に元金と利息の返済が開始するものもあります) |
卒業後から |
利子の有無 | 有利子 | 種類により有利子・無利子がある |
受験の大事な時期に「教育費が足りない!」とお金のことで慌てることのないように、事前に知識を蓄えておきましょう。
第四北越銀行のWebメディア・マネーまるわかりでは、【大学進学にかかる学費・生活費について】から【学費が払えない時の対処法】までご家庭の状況に合わせた記事をご用意していますので、ぜひ【編集部おすすめの関連記事】からチェックしてみてください。
それでは次回の【まるわかり研究室】の開講をお楽しみにー!
▼第2回目のクイズはこちらをご覧ください。
Q.もし投資信託(NISA)を始めて、30年間積み立てたらいくらになる?【シュナ室長のまるわかり研究室#02】
監修:株式会社FPフローリスト 小俣彩氏